9月27日
27日は本庄サーキットにてドリフトの走行会がありました。チェイサーでの初めての実践・・・話は外れますが。チェイサーに名前を付けました。
チェ公です。
・・・・・・・・・私のセンスなんてこんなものですw
ドリフトはロードスターでやっていましたがこれがまた上手くいかない。当然技量もないのが1番の原因でしょうけどパワーがないからホイールスピンしずらいAND急に車が飛んでしまう感覚に陥ってドリフトって難しいって感じていて練習するのも走るのもイヤになっていました。ですのでサーキットに行っても4ヒートくらいしか走っていませんでした。
だってスピンばっかりで楽しくないし6,7月で暑かったし、なんらかの言い訳をしていたのですがどうしてもドリフトしたいという思いから患者さんだったドリフト名人コジくんに相談してみましたところロードスターは上級者用だから簡単にドリフトできるチェイサーにしなさいって言われてチェイサーを買った経緯があります。チェイサーはD1ライツで有名な伊藤オートサービスさんで用意してもらいました。その話はまた今後しますね。
そんな事情もあり見事にドリフト恐怖症になってしまった私をチェイサーは助けてくれるのでしょうか。
7時過ぎにサーキット場に着き走行の準備をして8時よりドライバーミーティングがあり9時スタートです。
ここまでのルーティンは今までと一緒・・・不安が募る。ドラミ後にコジくんと合流。
「先生、大丈夫だから。パワーは正義。」とコジくんが言ってもドリフト恐怖症の私には不安しかない。
本当に不安しかなかったのです。ロードスターの悪夢が再びよみがえる。
そんな感じで9時20分コースイン。4つのコーナーとS字があるコースとなっていてまずは1つのコーナーだけでもケツが流せればと走りながら1つに絞り左周りの低速コーナーにロックオンしました。コーナーへの侵入はサイドブレーキは使用せずに侵入後にアクセルを踏み込んでケツが流れるような運転をしてみたら簡単にケツが流れてくれます。
オヤ、行けるかも・・・ですがこの時はハンドルもバタバタですしアクセルもコーナーの出口らへんで踏む程度。でも明らかに
ロードスターとは違います。それを実感して1ヒート目が終わりました。ですけど10分のうち2,3回ドリフトらしい動きができたので少し満足でピットに戻りました。
そこでコジくんから助言あり2ヒート目で実行しそれなりの手ごたえを掴みました。スピンはする時もあるけど車の動きがマイルドで挙動が分かるようになり挙動が分かればアクセルも踏めるようになりました。
そしたらドリフトができるではありませんか。
こうなると楽しくなってきました。
そして3ヒート目に大きな決意を持って自分なりに挑みました。それはコーナーの侵入の際にサイドブレーキを引くことです。
ロードスターでは全くサイドブレーキが全然効いてくれなかったのでここにも恐怖心はありましたがこのチェ公なら・・・
今でもしっかりと覚えています。第一コーナーを70kmのところでハンドルを左に切りクラッチを切りながらサイドをエイっ。
リアタイヤがロックして流れるのをボクのお尻が感知。角度が付いたところでアクセルオン・・・あとはコーナーに沿ってカウンターをあてるだけ・・・できたぁーーーー次のコーナーまでフル加速。エイッ・・・できたぁーーーー
まだまだ完成度は低いけど侵入からドリフトすることができました。
こうなると楽しくて仕方ありません。あっという間の10分間でした。今年で1番うれしかった瞬間でした。
ピットに戻るとコジくんが「先生、覚醒していたよ」すごくうれしかった。
そんな出来事があった9月27日の午前中でした