意外な名車 その2
前回はミツビシGTOを紹介しましたが今回も第2回ですがまたしてもミツビシ車ですが紹介したい車があります。
その名もFTO!!!
GTOの弟分となりますが4駆のGTOに対してFTOはFFとなります。フロントにエンジンがありフロントタイヤが駆動します。
2000ccでノンターボですがホンダのVTECと同じ機構であるMIVECを搭載しており当時NAでは最高馬力の200馬力でした。MIVECとはバルブを開けたり閉じたりするカムシャフトが低回転用と高回転用が存在して切り替わることにより高回転までトルクが落ちないエンジンとなっております。トルクとは平たく言えば加速力です。
普通の車のカローラやヴィッツも8000回転まで普通に回すことができます。ただ6000回転くらいから加速が鈍くなります。
そのようなスペシャルな車ですがまったく売れませんでした。とても良い車でしかも低価格!230万くらいだったと記憶しております。
どうして売れなかったと言えば簡単です。マーケティング不足です。
まずはFFで売りたかったのなら排気量を1500ccにするべきでした。ミツビシはFRを作る工場がなくFFかFFベースの4WDのみとなりますので仕方ないと言えばそーなりますがこのスタイリッシュで正直にかっこいいです。実に勿体ないです。
では逆に売れるスポーツカーはこの3点に集約されます。
1、FRであること
2、ターボ車であること
3、大きすぎないこと
これをすれば売れます。
ですけど現在はそのような車は1台もありません。
ですのでみんな中古車を買うのです。だから90年代2000年代の車が爆上げとなっております。
最近、ドリフトもやりたいのですがグリップでも走りたいって思っていましてFTOなど手ごろでいいなって思っています。
かっこいい!!!そしてMIVECです。
きっと8000回転まで回すと気持ちよさそうですね。